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『入園・入学準備』で大切なこと

2024年がスタートして1月も半ばに差し掛かりますが
皆さん、いかがお過ごしですか?

長期休暇の後って、なんか疲労感が倍増に感じ
心身を通常のリズムに戻すことに
大人も子どももちょっと時間がかかったりしますよね。

日曜日の夕方なんて
翌日からの1週間を思うと『また明日から始まる…やだな…』と嫌悪感になる人も。

子どもの登園、登校の際では、泣きながら『行きたくない!』というあの行動、
『わかる…』『そうだよね…』と思ってしまうのは私だけではないと思います(笑)

一方…その思いも持ちつつ、私たち親は『やっと始まった~!』と拍手喝采な心境にも…😓
暖かい春を想像しながら、ゆっくり個々ののペースで過ごしていきましょう!

さて、その子どもたちは…と言いますと
いよいよ年度末の仕上げの時期にはいりました。3か月後には、新年度がスタートします。

そして、進級によって学年が変わります。
中には、初めて集団生活に入る子、生活場所が変わる子…年齢によって様々な姿があると思います。

私たち親は、子どもの成長が嬉しくワクワクする気持ちと、
新たな環境を迎えるにあたりドキドキする気持ちと、
色々な気持ちを持ち合わせる時期なのではないかなと思います。

そんな中、この時期に、改めて我が子の行動に注視し
その様子をあらためて目の当たりにしてみると

『4月から大丈夫か…?』『ずっと机に座っていられるのか?』『お友達と楽しくあそべるのか?』
などという心配や焦りを感じている親も少なくありません。

そして、その不安な思いから
声掛けの内容がネガティブな発言になる親も少なくありません。

例えば

『そんなんじゃ、4月から年長さんになれないよ!』
『お約束守れない人は幼稚園、保育園には入れないんだよ!』
『学校に行ったら全部自分でやらなくちゃいけないんだからね!』

こんな言葉が出てくることもあるのではないでしょうか?

そう…わかります。
心配するが故に出てくる言葉だと思います。
ですが…その言葉の内容ってどうでしょうか?

ネガティブな声かけになってしまっていませんか?

ネガティブな言葉では、きっと子どもは
『よ~し!がんばるぞ~!』と明るい楽しい気持ちをもって取り組めないですよね。

親としては、かわいい我が子に苦労させたくない、楽しんでほしい、頑張ってほしい、
そんな想いからパッと発してしまうのだと思うのですが

急に
『あれもダメ!これもダメ!大丈夫なの?どうしてできないの?』などの
ネガティブな言葉のシャワーを浴びる子どもにとって
ただただ、やる気を失せてしまうことに繋がりかねません。

では、私たち親はどのような対応をすればいいのでしょうか?

新生活を子ども自身が自信をもち、何事も主体的に楽しめるように
早いうちから少しずつ準備をしていきましょう!

3月までの2か月間をかけて
お子さんのペースに合わせてゆっくり見守っていきます。

子ども達の言動で気になることがあった際にはこの順番で向き合ってみてください。

①子どもの言動の理由を探す『この子は何故このような行動をしたのだろうか?』
②なぜそれをしたのか問いかける『どうしたの?』
③子ども自身に考えさせる→子どもからの言葉を待つ
④述べた子どもの想いをまずは受け入れる『そうだったんだね』
⑤言動を一緒に振り返り、整理し、考え、最終的に考えさせて自分の答えを出させる。
→『どう思う?』※年齢に合わせた寄り添い方をしてあげてください
⑥親はポジティブな言葉で声をかけていく


親として不安な気持ち、心配な気持ちは否めません。
ですが、実は子どもこそまさに!ドキドキワクワクの心境なのです。

この年度末、大人は子どもに1年の成長の集大成を求めがちになり、ついつい
『もうすぐで〇歳になるんだよ』
『お兄さん(お姉さん)になるんだよ』

このような言葉を何気なく使いますが
子ども達は、大人の想像以上に敏感で、自身の置かれている状況を察知しています。

だからこそ、応援しているつもりの言葉でも、使い方気を付けないと
子どもたちにとっては
相当なプレッシャーにも成り兼ねないのです。

焦って急いでその成長の集大成を求めようとせずに少し時間をかけながら
『頑張ってほしい』という想いをぜひポジティブな言葉をかけながら
見守ってあげてほしいと思います。

そして、年度の最後には
ぜひ、この1年頑張ったことを、そしてどんな姿も親のあなたが認めてあげてください

子どもは
どんな自分も受け入れてくれる親を安心安全な基地とし、安心してまた次の1年も
自分に自信を持ち、自分を信じ、色々なことに挑戦し、経験をして心も体も育んでいくのです。


入園、入学に向けて、ぜひお子さんの成長を楽しみながら向き合い準備をしてみてください。

この記事の著者

AKI

幼稚園教諭、保育士、保育園園長、保育園運営本部、子ども家庭支援センター、自身の子育てを経て、現在は独立起業し、子育て家庭に向けた支援事業として、ベビーシッター、家事代行、子育て家庭に向けた講座講師、ラジオパーソナルティ、輸入商品オンラインショップを運営している。
子ども達、ママ達が『どんな自分も認め、信じ、愛し、人生を大切に心豊かに生きていってほしい』という想いを軸に活動中。
ワクワクすること、五感で感じることを大切にしている。

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